高血糖は脂肪太りを促進するかもしれません！
まずは、血糖値って何だか知っていますか？
30代、40代にもなれば血糖値と言われれば多少の関心はあることですが、10代、20代では気にしたこともないでしょう。血糖値管理は糖尿病になった人がやるものだと思っている方もいるかもしれません。
でも、血糖値管理ってダイエットに重要だったって知ってましたか？血糖値管理は痩せるための方法でもあるんです。
食事をすることで誰でも血糖値は上昇しますが、食後2時間もすると血糖値は正常範囲（140mg/dl以内）に落ち着きます。この血糖値を下げているのがインスリンと呼ばれるホルモンです。膵臓で作られ分泌されています。
このインスリンが筋肉や各細胞に糖を送り込み、余れば脂肪細胞にも送り込む役割を果たしているのです。
例えば、筋肉トレーニングをしたとき、筋肉に栄養が足りなくなるため、インスリンは筋肉に栄養を送り込みます。このとき、筋肉が必要とする栄養以上に食事をしてしまっていたら、余分な栄養は脂肪細胞に蓄えられるということになります。
インスリンが多く分泌される食生活は脂肪を蓄える最高の環境になるのです。
それでは、インスリンが過剰に分泌されない食生活とは？
答えは簡単です。1回の食事を減らして回数を増やすことです。
インスリンは食べたものを見極めて適量が分泌されるというより、たくさん食べたなら血糖値をすぐに下げるべくドバーっと分泌されます。少量しか食べなかった場合、インスリンの分泌も少量で済み実際に血糖値を下げるために必要なインスリン量しか分泌されません。
このことから、1度の食事量を減らすことでインスリン分泌を適切にして脂肪太りを回避することが出来るのです。具体的な食事量は、個人差があるので個別に計算することが必要ですが、1日の消費カロリーから摂取するべき、たんぱく質、脂質、炭水化物の割合を計算して、1食あたりの食事量を決定します。
モデルさんやボディビルダーの方には、1日の食事を6分割してボディメイクに役立ててるのだそうです。
