運動で脂肪を燃焼させるために必要な必須継続時間はありません。正しく言うと運動をすれば脂肪は必ず使用されているのです。
運動で使用されるエネルギー源は、糖質と脂質ですが運動開始直後は筋肉や肝臓などから供給される糖質の使用割合が大きいのです。運動開始から20分が過ぎると脂肪の使用割合が糖質を上回るとされています。[1]
割合の問題なので、運動開始5分でも脂肪は燃えています!
しかし、脂肪を沢山燃焼させたい場合、20分間以上運動した方が良いように思えます。ですが、安心して下さい、5分でも10分でもOKです。
脂肪が増えるためには、筋肉や肝臓に蓄えられず余った糖質が脂肪細胞に蓄えられる仕組みになっています。
つまり、運動を行えば筋肉や肝臓にある糖質は消費されているわけですので、栄養を補給したときは優先的に筋肉や肝臓に蓄えられることになるので、食べすぎない限り脂肪細胞が増えることはありません。
筋肉や肝臓には十分に栄養を補給しなければなりませんので、筋肉や肝臓に蓄えきれず余った栄養が太る基とだと考えるようにしましょう。
このバランスが取れていれば、筋肉は減らさずに脂肪が減るという流れが出来上がります。
最後に結論として、20分間以上運動できたら脂肪燃焼効率は上がるけど、1秒でも運動ができれば脂肪燃焼はされる!ということになります。
20分間以上の運動ということに縛られて運動できなくなるより、5分でも10分でも細かく運動した方が脂肪の燃焼は促進されるのです!