脂肪食と炭水化物食のどちらが好きなのかを聞かれたら、どちらを好きだと選びますか?
正直に答えるなら、どっちも好きですよね(笑)
そんな欲望に忠実だから太るわけですが、欲望がどこから湧いて出てくるのか疑問ではありませんか?
実は、脳に脂肪食か炭水化物食かを選択する領域があったのだそうです。
「脂肪と炭水化物の食べ分け」を決定する神経細胞をマウスで発見しました。マウスは、脂肪を多く含む食物(脂肪食)を好んで摂食します。しかし、この神経細胞が活性化すると、脂肪よりも炭水化物を多く含む食物(炭水化物食)を摂取します。
この研究結果では、脳にある視床下部に「炭水化物食」「脂肪食」いずれかを選択するシグナルを送る神経があるようなのです。脂肪食と炭水化物食の食べ分け神経です。
マウスの実験では、その神経が活発化すると好物であるはずの脂肪食を食べず炭水化物食を好んで食べるようになるのだとか。
この研究で、脂肪食を好んで食べる人やストレスで甘いものを食べたくなる理由が神経レベルで明らかになる可能性が期待されているといいます。
人の身体は、太れば痩せようとして、痩せれば太ろうとするようにプログラムされていると言われていて、一定の状態を維持する仕組みが備わっているそうです。
では、なぜ太ってしまったのか。
これは、この研究結果を盾に「脳の選択ミス」だと責任転嫁したいと思います。